【すだぴんの勝ち馬予想】馬場状態をどう見る?|2018年 スプリンターズステークス

【スプリンターズステークス G1】

いよいよ秋のG1戦線の始まりを告げるスプリンターズSが始まります。
今年の春のスプリント王は「ファインニードル」でしたが、この秋の短距離頂上決戦でも戴冠することができるのか、注目の一戦です。

さて、今週のスプリンターズSの出走頭数は全16頭おり、そのうちG1馬は5頭出走しています。

注目は何と言ってもファインニードルでしょう。
今年のファインニードルの成績は、香港のシャティン競馬場で行われたチェアマンズスプリントプライズ(G1)でこそ4着と揮わなかったものの、国内での成績はいずれも勝利しています。
前走のセントウルSでは、圧巻のパフォーマンスで、余裕すら感じさせる内容でした。

また、本番であるスプリンターズSは、どうやら重馬場あるいは不良馬場になりそうな状況(台風24号の影響)であり、重馬場だったセントウルSで悪い馬場が気にならないような走りをしていたことで、今のところ死角が見当たらないといえます。

しかし何を言っても ゛競馬は何が起こるかわからない” スポーツであり、゛競馬に絶対はない” のであります。




29日22:00時点での人気を見てみると、1番人気は、ファインニードル。2番人気がナックビーナス、3番人気はレッツゴードンキ。
ここまでが単勝オッズ10倍以下で、4番人気のムーンクエイク、アレスバローズ、レッドファルクスと続きます。


※出典:©netkeiba.com

オッズだけを見ると、三つ巴?と思われそうですが、よく見ると8番人気のワンスインナムーンまで単勝オッズが10倍代。
ファインニードルとナックビーナスの2頭は少し抜けている感じはしますが、3番人気から8番人気までは力が拮抗しているように見えます。

 過去の勝ち馬の人気は?

過去10年の勝ち馬の人気を見てみると、1番人気が勝ったレースは4回、連対したレースは5回と、1番人気の信頼度は高そうです。

オッズから注目したいのは、1番人気だけでなく、2桁人気馬の好走です。
過去10年で2桁人気馬が連対しているのは3回あるという点。しかも優勝が2回もあることから、意外にも高配当レースとなる可能性が高いです。

そして過去10年の3着馬の人気に目を向けてみると、
・2008年 6番人気
・2009年 8番人気
・2010年 7番人気
・2011年 7番人気
・2012年 9番人気
・2013年 15番人気
・2014年 5番人気
・2015年 9番人気
・2016年 9番人気
・2017年 7番人気
と、ヒモ荒れ率が非常に高いのです。
スプリンターズSは、トリッキーな中山コースに加えて、駆け引き次第で実力差が埋まる短距離レースなため、ちょっとしたスタートの出遅れや、道中のポジション取り、仕掛けどころでガラリと順位が入れ替わります。

過去10年で3番人気以下の連対率は100%であり、上位人気馬が連対する可能性は高いと思われます。
基本は軸馬を人気上位馬とし、高配当狙いであるならば、6番人気以下を手広く流すようにするべきかと思われます。

 前走レース

本番のスプリンターズSで好走していた馬の前走ですが、過去10年の1~3着馬全30頭を見てみると、

・セントウルS   10頭
・キーンランドC  10頭
・北九州記念    1頭
・アイビスサマーD 0頭
・CBC賞      1頭
・函館SS      1頭
・安田記念     2頭
・高松宮記念    1頭
・海外レース    1頭
・その他      3頭

という結果になり、圧倒的にセントウルSとキーンランドCから参戦組みが多い。
しかしながら、ここ2年間は3ヵ月以上の休養明けがいずれも1、2着となっており、前走が何のレースを使おうが、実績のある馬が強いという印象です。

 脚質

中山コースは、東京コースに比べて直線距離がかなり短いため、4角で後方にいると勝てないというイメージがありますが、過去10年のスプリンターズSの勝ち馬の4角でのポジションは、逃げ先行のような6番手以内の馬は4頭。7番手以降では6頭と、やや差し追い込み馬の方が多い結果になります。

更に詳細を見てみると、4角先頭から押し切って勝った馬は2頭おり、最後の末脚に賭けるような4角10番手以降にいる馬でも2頭いました。

つまりは、前でも後ろでも直線での中山コース特有の『坂』をいかに力強く超えられるかが鍵となるわけです。

意外にも最速上がりでなくても、パワーとスタミナがあれば勝ち馬となり得るということです。

こう考えてみると、中山コースでの実績がないと、かなり厳しいとは思いますが、中山初コースな馬は未知数なところもあるので、慎重に考えなくてはなりません。

 馬番別成績

過去10年で3着までに入った全30頭の馬番別成績で、1~7番までに入っていた馬は12頭、8番より外の馬は18頭おり、出走頭数により誤差はありますが、やや外有利と出ています。
また内枠と外枠の成績ですが、1枠の連対は過去10年で2回、8枠の連対は4回もありました。
しかも大外番号での勝利は2度(2012年ロードカナロア、2014年スノードラゴン)あり、大外不利説があるようですが、全く気にしなくて良さそうです。

 馬齢別・性別成績

過去10年の馬齢別は、

3歳【0-0-1-**】
4歳【3-2-5-**】
5歳【3-6-3-**】
6歳【3-0-1-**】
7歳以上【1-2-0-**】

と出走する頭数には差はあるものの、4歳から6歳が活躍しています。

牡馬と牝馬、セン馬で比較してみると、

牡馬【6-7-4-**】
牝馬【3-3-6-**】
セン馬【1-0-0-**】

とこちらも出走頭数で差があるものの、牡馬の方が成績優秀です。

 種牡馬成績

基本的には短距離で活躍した馬の産駒が上位かと思いきや、意外にもマイルから中距離で活躍した種牡馬が多い。

脚質のところでも触れましたが、中山芝1200m戦においては、スピードだけでなくパワーとスタミナが要求されます。
短距離血統でありながらも、母方にパワーとスタミナをカバーできるような血統背景が望ましいかもしれません。

また、台風の影響から馬場が悪くなることが予想されるため、今年のスプリンターズSはより一層パワーとスタミナを要求されるような気がします。

 まとめ

  • 堅く収まることが少なく高配当になる可能性が高い
  • 上位人気馬を絡めて人気薄に手広く流す
  • 実績があれば休養明けでも買い
  • 上がりの速い遅いは関係なくパワーとスタミナが要求される
  • 枠の有利不利は考えなくてよい
  • 4歳から6歳馬を中心に考える
  • やや牡馬優勢
  • 重馬場、不良馬場にも対応できる馬を狙う

ということで、上記にあてはまる馬は、ファインニードル、ナックビーナス、レッツゴードンキ、セイウンコウセイ、キャンベルジュニア、ダイメイプリンセス、このあたりでしょうか。

馬場次第な部分はありますが、アレスバローズやワンスインナムーンも力をつけてきていますし、面白い存在になりそうです。
悩んだ末の結論は、

《結論》
◎ファインニードル
〇セイウンコウセイ
▲レッツゴードンキ
△ナックビーナス
△ラブカンプー

本命は、ファインニードル
前走のセントウルSでの重馬場での圧巻のパフォーマンスは、スプリント王たる風格さえ思わせるレースでした。
今のところ死角のようなものが見つからず、軸馬としては最適ではないでしょうか。
今年海外遠征の経験もしましたし、暮れの香港スプリントを視野に入れていることもあり、国内では負けられない一戦となりそうです。

対抗にはセイウンコウセイ
昨年の高松宮記念勝ち馬。前走の函館SSでも見せていたように、まだその脚色に陰りはありません。
今回は台風の影響もあり、馬場が悪いことを想定すれば、上位に食い込んでくる可能性は高いと見ています。

3番手評価にはレッツゴードンキ
どうもG1で勝ちきれないといった印象がありますが、それだけ能力は高いと思ってます。
前走のキーンランドカップでは、思うような競馬ができておりませんが、道悪巧者としては外せない一頭かと思います。

4番手評価はナックビーナス
こちらは中山巧者で選出しました。
また道悪も実績ありますし、さらに現在波に乗っているモレイラ騎手が手綱をとることも大きなプラス。
こちらも外せない一頭です。

最後は、ラブカンプー
正直3歳馬ということがかなり引っ掛かってはいるのですが、前走のセントウルSでは、最後にファインニードルに差し切られたものの、重馬場で力強く粘ったことは評価できます。
10番人気という評価がちょっと低すぎないか?と思ってしまいますが、馬券的にはおいしいところです。

まぁ他にも魅力的な馬がいなくはないですが、馬場のことを考えると、こういった予想にせざるを得ません。
何とか秋初戦、馬券当てたいところです。