【すだぴんの勝ち馬予想】上半期のグランプリホースはどの馬に| 宝塚記念2019

【宝塚記念G1】

先週は禁止薬物「テオブロミン」の検出が、大きなニュースとなった中央競馬。
出走予定だった156頭が、競走除外になるという前代未聞の事件でした。

ちなみに帯広、金沢の地方競馬でも同様に競走除外となった馬がいたそうです。

それにしても、事の発端となった飼料添加物「グリーンカル」は、昨年の12月~今年5月の販売分までが、禁止薬物の陰性を確認する検査を経ないまま厩舎に流通たというから驚きだ。

まぁ昔から使われていたものではあるものの、その辺りの検査はきちっとやってもらわないと、競馬ファンだけでなく、馬主さんや調教師、騎手など競馬関係者の信頼も揺らぐことになりかねないですよね。

明日の宝塚記念の入場者数や、売り上げにも大きく影響がありそうです…。

ということですが、今週の「宝塚記念」の予想に参りたいと思います。

昨年は7番人気のミッキーロケットが勝利しました。
昨年の私の予想は、パフォーマプロミスとミッキーロケットで勝負しましたが、パフォーマプロミスが今ひとつでした…。

それにしても前走から-27kgの馬体重で2着に飛び込んだワーザーには驚かされました。
競馬って本当に難しいな、と痛感させられるレースだったと思います。

さて、23日 2:00時点での人気を見てみると、1番人気は、レイデオロ。2番人気がキセキ、3番人気にリスグラシューと続き、以下アルアイン、エタリオウ、スワーヴリチャードとなんと単勝オッズ一桁台が6頭w
7番人気マカヒキでさえ10.8倍ですから、結構割れてますね。

©netkeiba.com

今年は12頭とやや少ないものの、なかなかのメンバーが揃いました。
G1馬も6頭おり、見ごたえのあるレースを期待したいですね。

 1番人気レイデオロは大丈夫!?

現在、1番人気に支持されているレイデオロですが、中間の調教は抜群に良かったですね。
レイデオロ中心で問題なさそうなところですが、ちょっと不安なところがあります。

それは、前走に海外G1を使っているところです。
前走ドバイシーマクラシック組は、【0.1.1.5】で、勝ち馬がいません。
更に突っ込んでみると、海外組全体の成績でも【0.3.1.12】と勝ち馬がいません。

レイデオロに関して言えば、かなり厳しいデータではないでしょうか。

ここがポイント

前走海外組からは勝ち馬が出ていない

とはいえ、今年の競馬は、割とデータを覆す内容が多いのも事実。
傾向は傾向として、レイデオロの強さを信じてみても良いかもしれません。

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 気になる展開は?

ペースを作るであろうキセキが、最内枠に入りました。
スタートで遅れなければ、まずもってキセキペースとなるでしょう。スローという流れは考えにくく、平均ペースで流れそうです。

阪神コースは、内回りコースで直線が比較的短いのため、予想以上に遅く流れると道中で前に出てくる馬もいそうですので、ここは平均ペースが妥当でしょう。

阪神2200mは、2度の坂越えがあり、タフなコースであることからもコース適正とスタミナが求められます。
なので、天皇賞春組みが結構絡むのもデータとしてはあるかと思います。

 イチ推し推奨馬

《推奨馬》

キセキ

2017年の菊花賞馬。

昨年の宝塚記念は8着でしたが、後ろからの競馬スタイルということもあり、これは論外。

昨年秋に見せた逃げ先行スタイルになってからは、安定した走りを見せており、菊花賞を勝っているスタミナと、阪神コース実績を考えると、文句なくこの馬ではないかと思います。

【参考レース:2019年 大阪杯|2着:キセキ】


jraofficialより

 押さえておきたいその他の馬

■マカヒキ
今回台風の目となると予想しています。
2016年のダービー馬となり、その年にフランス遠征して、凱旋門賞の前哨戦となるニエル賞(フランスGII)を勝利しましたが、それ以降、ずっと勝ち星から見放されています。

状態は徐々に良くなっており、前走の大阪杯では、メンバー最速上がりを出すなど期待が持てる内容でした。
今回の阪神コースは、差し馬に向きそうな、開催最終週の馬場も味方になってくれそうです。コース適正もスタミナも問題ありませんし、馬券圏内の有力候補と思います。

■リスグラシュー
前走のQE2世Cでは、結果としては3着だったものの、勝ち馬と僅差であり、内容も良かったと思います。
大外枠で、ゲート入りも最後なので、紅一点のリスグラシューにとってはプラスに働くと思います。
騎乗するD.レーン騎手は、短期免許の交付期間が6月25日となっているため、中央での騎乗はこれがラスト。ここは有終の美を飾る意気込みも含めて好騎乗を期待したいです。

■スワーヴリチャード
左回りの印象が強いのですが、以前に比べて手前を替えるのに窮することはなくなっています。
右回りの中山記念の敗因も、プラス14kgと少し重かっただけで、心配ないと見ています。
阪神コースも2勝していますし、むしろ好材料とも言えます。

■レイデオロ
前走海外組みのメンバーでは低い評価としていますが、リスグラシューやスワーヴリチャードとあまり差はないと見ています。
力で言えばこの馬だと思いますし、調教の状態も問題ありませんし、不安がないようにも感じられます。
ただ、ドバイシーマクラシックの負け方がちょっと気になって、リスグラシューとスワーヴリチャードの下にしました。まぁそれでも押さえておく必要はあると思います。

■エタリオウ
主戦のミルコから横山典騎手に乗り替わっての期待が大きいです。
ちょっと気難しさはありますが、うまく乗りこなせると思います。
唯一の天皇賞春組みでもあり、持久力を活かせる展開ならば、かなり上位に割って入りそうな気がします。

最後に、大阪杯を制したアルアインも気にはなりますが、適正的には1ハロン長い気がしますので、今回はスルーしようと思います。

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