【すだぴんの勝ち馬予想】またも縁深き白帽のキタサンブラック!有終の美を飾ることはできるのか?!





【有馬記念G1】

第62回有馬記念。ついに枠順が発表されました。注目はこれがラストランとなるキタサンブラック。

選んだ番号は『2』1枠だ!

これは天啓なのか運命なのか?!これまでのキタサンブラックの戦績は、19戦11勝です。

19戦中1枠に入ったレースが5回ありますが、
そのときの成績が1着4回2着1回という驚異的な数字です。

キタサンブラックは1枠のイメージが強いんですよね。

品川プリンスホテルで行われた枠順公開抽選では、武豊が2番(1枠)を引くというミラクルが起こりました。これで大外とかだったら予想にもかなり影響が出ると思いますが、軸は決まってしまいましたね(笑)

勝てば中央G1・7勝のタイ記録を樹立するだけに、ぐっとこの記録には近づいたのではないでしょうか。

それにしても今年の有馬記念に、レイデオロとサトノダイヤモンドがいないのは、ちょっと残念ですね。

※出典:©netkeiba.com

さて、22日1:00現在の人気を見てみると、1番人気は、キタサンブラック。2番人気がスワーヴリチャード、3番人気はシュヴァルグラン、以下ミッキークイン、サトノクラウンと続いてます。キタサンブラックは当日もっとオッズが下がるのではないかと予想しています。

しかし競馬に絶対はなく、過去の競馬史には、鉄板と呼ばれるときにこそ穴馬が台頭してくるというジンクスが…果たしてどんなドラマが待っているのでしょうか?

 過去の勝ち馬の人気は?

過去10年のレースからは、1人気が連に絡んだのは7回あり、5番人気以内の馬は、必ず連に絡んでいます。1番人気と2番人気で決まる組み合わせも、過去10年で3回もあるので、基本的には人気が連動していると言えます。
過去10年で、中穴~大穴がよく来ているのも特徴で、紛れが起きやすいコースであるのは間違いありません。

 コース

中山芝2500m有馬記念は、「内」が強く「外」が弱いレース。序盤から内ラチ沿いを取りに行く馬が結果的には成績に結びついている。実際にデータから分析しても「馬番1~8番から先行した組」が連対馬の半数を占めています。中団から差した組も、やはり枠番が「内」だった馬のほうが好成績。もう完全に内が優勢といえます。
そして何よりゴール前の坂がポイントで、パワーがない馬にはかなり不利に働きます。

 脚質

中山コースは特に先行勢の成績が良く、逃げた馬も連対率は20%を超える結果が出ています。コース全体として先行勢のほうが有利であるのは間違いなく、最速上がり馬の成績は良いのだが、それでも先行勢を軸に考えるべきです。

 前走成績と斤量

基本的にジャパンカップ組みが、馬券圏内にほとんど入っており、そのジャパンカップで人気がなく、成績も馬券圏外であろうとも、有馬記念では馬券圏内に入ることがあります。もちろん東京コースと中山コースが大きく違うため、ジャパンカップで敗走していても、有馬記念では逆転もあり得るといえます。
前走との斤量比較では、一昨年のアルゼンチン共和国杯から有馬記念に参戦し、唯一斤量が増えたケースで勝利したゴールドアクターを除けば、基本的に軽くなる馬には有利に働きます。

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 騎手成績と血統

ここ最近は、必ずと言っても過言ではない外国人騎手の馬券絡み。有馬記念においても例外ではありません。例え人気がない馬でも注意が必要です。

血統的には、ステイゴールド産駒やハーツクライ産駒、ネオユニヴァース産駒あたりが好成績です。意外かもしれませんが、他の競馬場に比べ、ディープインパクト産駒の成績はイマイチ。それほど割引き材料ではありませんが、頭の片隅に入れておいたほうが良さそうです。

 まとめ

  • 1番人気、2番人気の馬が非常に強く、相手に人気薄を連れてくる場合が多い。
  • 枠は内側が優勢だが、馬番5~8番には注視すべき。
  • パワーのない馬は大きく割引き。
  • 逃げ、先行型の馬が断然有利ではあるが、差し追い込み馬は4角で前に取り付いていないと厳しい。
  • ジャパンカップ組みは、人気がない馬でも好走例がある。
  • どの馬でも外国人騎手には要注意。
  • ディープ産駒の成績はイマイチ。

週末の天気は、曇りがちではありますが、雨の心配はなさそうです。

《結論》

◎キタサンブラック
〇サトノクラウン
▲ヤマカツエース
△スワーヴリチャード
△サクラアンプルール

本命は、キタサンブラック
言うことはないでしょうが(笑)。前走のジャパンカップは、標的になりながらも直線の長い東京コースであの粘り。前が残りにくい展開の中、4角で前にいた馬で残ったのが、キタサンブラックでした。道中落鉄していたことを考えても、ここでは間違いのない存在です。
中山コースもキタサンブラック向きですし、十分に期待できると思います。

対抗にはサトノクラウン
前走のジャパンカップでは、本来の粘り強い走りができませんでした。コース的にも東京よりは中山向きであり、巻き返しは十分にあると思います。中山コースも最終週となりますし、力のいる馬場はむしろ歓迎材料と考えます。

3番手評価にはヤマカツエース
正直、最内に入ったのは大きいと思います。昨年の有馬記念は、サトノダイヤモンドから0.3秒差の4着。4角では絶望的な12番手にいながら、内の荒れた馬場をするすると抜けてきました。今年は枠に恵まれ、良いポジションで競馬ができそうですし、期待は高まります。

4番手評価は、スワーヴリチャード
今年のジャパンカップ2着のレイデオロを、ダービーでは0.1秒差の2着と差のない競馬をしています。アルゼンチン共和国杯も力の差を見せる勝ち方でしたし、力的には通用するでしょう。ただし、少し気になるのは中山コースとの相性で、皐月賞では絶好の1枠2番でありながら、見せ場もなく沈んでしまいました。この点だけはどうも気になります。

最後は、サクラアンプルール
穴馬としては面白い1頭です。中山コースにも実績があります。不安材料は距離。2000m以上走ったことがないため、大きなことは言えませんが、前が残るような展開になれば面白いと思います。

ちなみに2番人気のシュヴァルグランを切った理由ですが、ジャパンカップを目標に仕上げてきたため、有馬記念がピークではなく、レイデオロとの叩き合いの疲れを考え、中山コースの坂(しかも2回通る)が厳しいのではないかと予想します。
これで勝つようなら、来年の凱旋門賞に是非出走してもらいたいです。

さて先週の朝日杯フューチュリティステークスは、ダノンプレミアム圧勝でしたね。完成度といい総合力でも他馬を圧倒していたと思います。距離伸びても大丈夫そうですし、すでに来年のダービー候補であることは間違いなさそうです。

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