【オークスG1】
昨年のオークスは、圧巻の走りを見せたアーモンドアイが優勝しました。
2着には、リリーノーブル、3着にはラッキーライラックと、結果的には桜花賞の上位3頭での決着となりました。
私の昨年の予想は、◎アーモンドアイ(結果1着)、○ラッキーライラック(結果3着)、▲サトノワルキューレ(結果6着)と残念な結果でした。
毎年堅いレースとさえ言われているオークスは、過去10年で1番人気の勝率は、なんと5割!そして連対実績は、驚異の7割!
2桁人気の馬が、3着以内に入った回数は過去10年で1度もありません。
この傾向からも見てとれるように、オークスは荒れないレースとして定着しています。
とはいうものの、競馬に絶対はありません!
平成から令和になりましたが、新たなオークスでのジンクスが生まれても良い気がしていますw
さて、19日 1:00時点での人気を見てみると、1番人気は、ラヴズオンリーユー。2番人気がクロノジェネシス、3番人気はコントラチェック、4番人気にダノンファンタジーと、ここまでが一桁オッズとなっています。
オッズからは、レース直前で人気が入れ替わりそうなくらい上位は接戦です。
どの馬も、2400mという距離は初めての経験になるので、適正の見極めは慎重に行わなければならないでしょう。
やはり桜花賞組みは外せない
過去10年で、桜花賞組みの馬が連対しなかったのは1度だけで、しかも1~3着までに桜花賞組みが入らなかったことは、1度もありません。
つまりは、3連複や3連単を買う場合には、桜花賞組みを組み入れた買い方が最も高確率で当たる計算になります。
なかでも、勝ち馬は10年間で8頭もいるのだから、軸は桜花賞組みからになって当然の選択だと思います。
1番人気の信頼度
過去10年の人気別成績では、1番人気が、【5,2,1,2】で馬券圏外にはなっていません。
2番人気は、【1,3,3,3】で、こちらも馬券圏外にはなっていません。
他にも、過去10年において、10番人気以下の馬の好走は、1例も見当たらず、総合的に見ても、堅い決着となる傾向のようです。
トライアルレースも見逃せない
近年頭角を現しているのが、忘れな草賞の勝ち馬。
過去10年で2勝を挙げており、勝ち馬に関しては、侮れない状況です。
フローラステークス組みは、2010年のサンテミリオンがアパパネと同着となったのみで、勝率はあまり良くないものの、連対する可能性は十分に考えられます。
また、スイートピーステークス組みは、ローテーション的に厳しいこともあり、全く良いところがありません。
まとめ
今年のオークスは、桜花賞組みが1番人気になっていないため(当日はオッズが入れ替わるのかも…)、自信の◎とまではいきませんが、割とスムーズに上位予想をすることができました。
桜花賞組みはやはり強い
勝ち馬のほとんどが1番人気~3番人気
トライアルレース勝ち馬は少なからず押さえておく方が良い
ということで、ポイントでも挙げたことを踏まえた結果…。
イチ推し推奨馬
《推奨馬》
ダノンファンタジー
えぇっ??4番人気じゃん!
とか言われそうですが、おそらくレース直前に2番人気か3番人気くらいに上がるのではないかと思っていますw
気がかりな点は『距離』ですが、ペース的にはスローになりそうですし、なんとか持ちこたえてくれると信じます。
抑えておきたいその他の馬
■クロノジェネシス
血統的には、1400m~2200mくらいがベストな気はしますが、能力は高い馬なので、期待しています。
付け加えるのなら、姉のノームコアが先週のヴィクトリアマイルで勝利しましたので、妹も頑張ってほしいところです。
■ラヴズオンリーユー
3戦無敗で本番。
休み明けの前走は、大物感を彷彿させるレース内容でした。
出走メンバーとの対戦成績がないので、意外にも圧勝してしまうならこの馬ではないかと思います。
■ビーチサンバ
馬の状態は文句なく、今回は明らかに今までとはデキが違うようです。
東京コースに替わるのは、プラス材料。
クロフネ産駒はイマイチ勝率が低いのですが、ここぞの福永騎手は怖い存在です。
■コントラチェック
フラワーカップから直行が、吉と出るか凶と出るか。
東京コースの経験はないものの、ディープインパクト産駒であり、騎乗するのがレーン騎手であるならば、押さえないわけにはいかないでしょう。
■ウィクトーリア
前走フローラステークスでは、スローな流れでありながらも、後方から一気に差し切る脚は魅力です。
兄弟にアストラエンブレムやブライトエンブレムがいるように、本質はマイルから中距離といったところでしょうか。
元号も変わったので、荒れる予想になるかと思っていましたが、意外と普通な感じにまとまってしまいましたw