【すだぴんの勝ち馬予想】群雄割拠のダート界を制するのはどの馬か?フェブラリーステークス2019

【フェブラリーステークス G1】

2019年最初のG1フェブラリーステークス。
昨年のこのレースの覇者は、ノンコノユメ。正直、パワー不足と思って全く考えていなかったんですよねw
本命をテイエムジンソクにしていたのですが、終わってみれば12着…。
やはり競馬は難しいです。

さて、今年は昨年のリベンジ!ということで、早速予想に移りたいと思います。

17日9:00時点での人気を見てみると、1番人気は、インティ。2番人気がゴールドドリーム、3番人気はコパノキッキング、4番人気はオメガパフュームと続いています。

オッズからは、インティとゴールドドリームが抜けてはいますが、それ以降から10番人気のクインズサターンまでは、割と混戦模様にも見えます。

※出典:©netkeiba.com

実績や近走の状態から見ても、インティが優勢のようにも見えますが、東京コースでは良績のあるゴールドドリームも侮れないと思います。

 過去の勝ち馬の人気は?

過去10年の勝ち馬の人気を見てみると、1番人気馬の成績は、

【3-2-3-2】

と、勝率の点では3割ですが、馬券圏内を考えるなら、1番人気は外せないと言ってもいいでしょう。

意外と6番人気前後からでも勝ち馬が出ていることからも、前走で凡走していても、東京コースになっての好走というケースは良くあることですので、人気だけに頼る軽率な判断だけは避けるべきでしょう。

 前走レース

過去10年の勝ち馬の前走ですが、

・チャンピオンズカップ…3勝
・東京大賞典…0勝
・東海ステークス…2勝
・根岸ステークス…3勝
・その他…2勝
※チャンピオンズカップは2013年まで施行されていたジャパンカップダートを含みます

となっています。
近年で見ても、東京大賞典を除くどのルートからでも勝ち馬が出ており、一概には決められないと思われます。

また、前走1着だったが6勝しており、ステップレースから連勝する馬が多いことも覚えておきたいと思います。

今回のメンバーでは、インティ、コパノキッキング、オメガパフューム、サクセスエナジーが連勝のチャンスです。

 脚質

東京1600mのダートコースは、直線の長さが501.6mあり、スタート位置が芝コースからという特殊な形状です。スタートを綺麗に切れても、芝がまるでダメな馬はわずかに行きっぷりが軽減されてしまいます。

スタート直後はコーナーまでの直線が長いので、紛れが少ないと言えます。

また、コースの高低差が2.4mもあり、芝コースよりもタフな高低差になっています。直線も非常に長いことからも、坂を駆け上がるパワーだけでなく、長くいい脚が使え、体力のあるタフな条件が要求されます。

そういった意味では、やはり大型馬(馬体重500kg以上)のような馬格のある馬が上位に来ると考えられますが、昨年のノンコノユメのように、馬体重450kg(しかも前走比較で-6kgだった)でもしっかり走ってくることを考えれば、今回のノンコノユメに加え、オメガパフュームも侮れない一頭です。

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今回のメンバーで東京コースに実績のある馬は、ゴールドドリーム、コパノキッキング、サンライズソア、サンライズノヴァ、ノンコノユメ、ユラノト、モーニン、クインズサターン、と多数います。

 馬番別成績

スタートしてからから200mが芝コース、しかも内枠の方が、外枠に比べて芝コースが若干長いため、芝にも適性のある馬であれば、内枠が有利に働きます。

逆に、芝では全く走れない馬の場合には、内枠はかなり不利に働くと言ってもいいでしょう。

今回のメンバーから考えると、外目の枠の方が優位な感じはします。

 年齢別

年齢的には4歳、5歳の勝率が目立ちますが、昨年の覇者ノンコノユメのように、6歳でも問題はないと思われます。

ノンコノユメは、明け7歳になり、そろそろ全盛期の力はないと判断するべきか、このフェブラリーステークスまではなんとか食い下がれるのか、判断が難しいと思います。

また、再三言われている明け4歳世代の強さですが、まぁどのレースを見ても、そう感じさせるを得ない状況であることは間違いないでしょう。

今回のメンバーでは、コパノキッキングとオメガパフューム、どちらも人気の一角を成しています。

 騎手成績

昨年、一昨年とリーディングに輝いたC.ルメールですが、今年もすでに17勝を挙げており(2019年2月12日時点 JRAのみ)、相変わらずの好調ぶりを見せています。

騎乗するゴールドドリームとの相性も良く、非常に怖い存在です。

毎回のように、馬券圏内においての外国人騎手の成績は非常に良く、ここでも驚異となると思われます。

 種牡馬成績

血統的には、もちろんダート適性のある種牡馬になりますが、短距離から中距離での実績のある種牡馬を中心に考えるべきでしょう。

スピード1本調子のような系統ではなく、パワーとスタミナを兼ね備えたロイヤルチャージャー系や、ネイティブダンサー系が好走しています。

人気の一角であるコパノキッキングは、ノーザンダンサー系であり、今までの実績から、坂の途中で脚が止まってしまいそうな気がしています。

 まとめ

  • 1番人気は押さえておくべきだが中穴圏の馬にもチャンスがある
  • ステップレースに差はないが前走1着だった馬には要注意
  • パワーかつ長く脚が使える馬が良い
  • 馬格のある馬が勝つ傾向
  • 枠の有利不利はないが芝適正の低い馬が多いので外枠の方が良い
  • 馬齢による傾向はないが明け4歳勢はやはり強い
  • 馬券圏内の外国人騎手の成績が良い
  • 血統で狙うならロイヤルチャージャー系かネイティブダンサー系

《結論》

ゴールドドリーム

やはり、東京コースとの相性を考えると、この馬からになってしまいます。

昨年のフェブラリーステークスは、1番人気で2着。最後はノンコノユメの強襲に会いましたが、レース内容からすれば勝ちに等しい内容でした。

ここ最近は、明け4歳勢に悔しい敗戦をしていますが、斤量差のない今回は、十分にチャンスがあると見ています。

前走の馬体重減が気になるので、当日の馬体重は、プラス6kgから10kgは戻ってくれることを願っています。

【参考レース:2017年 フェブラリーステークス|ゴールドドリーム1着】

【参考レース:2018年 フェブラリーステークス|ゴールドドリーム2着】

インティも十分に強いと思いますが、初の東京コースであることと、マイルも初であることを踏まえると、ゴールドドリームの方が信頼性は上なのではないかと判断します。