【高松宮記念G1】
日差しが温かく感じられるこの季節。いよいよ春競馬開幕といったところですね。
ここ最近のG1成績は、かなり落ち込んでおり、全く当たる気配さえないこの予想ページ…。さぞ落ち込んでいると思いきや、何気にG2やG3レースはそこそこ当てている管理人です(笑)
とはいうものの、肝心のG1が当たらない状況は何とか打破しなければなりませんね。
ちょっと毎日杯の話になりますが、ブラストワンピースいい馬ですねぇ。次走は日本ダービーのようですが、かなり期待できそうな馬が出てきたものです。
毎日杯のレースがいわば試金石だったわけですが、現時点ではダノンプレミアムに対抗できそうな馬と捉えております。
まぁダノンプレミアムが日本ダービーに出走するかはまだこの時点ではわかりませんけどねw
※出典:©netkeiba.com
24日25:00現在の人気を見てみると、1番人気は、レッドファルクス。2番人気がファインニードル、3番人気はレッツゴードンキ、4番人気はダンスディレクター。ここまでが一桁オッズです。
以下、セイウンコウセイ、ブリザード、レーヌミノルと続きます。
過去の勝ち馬の人気は?
過去10年で、1番人気が勝った年は3回あり、ビッグアーサー、ロードカナロア、キンシャサノキセキです。
4番人気以内の人気馬であれば、勝率9割もあり、勝ち馬的には非常に人気サイドでの決着になっているといえます。
ちなみに1回だけ4番人気以外で決まったのが、昨年のセイウンコウセイ(5番人気)。とはいえ、大荒れのレース結果は望めないと捉えた方がよさそうです。
連対でみてみると、中穴馬が突っ込んでくるケースもありますが、ほぼほぼ上位人気での組み合わせの結果になっています。
コース
中京1200mの芝コースは、Bコース使用のため直線の長さが412.5mあります。4角の直線の入り口にかけて下りが続き、コーナーまわるとすぐに、高低差約2mの急坂が待ち構えているコース。
開催最終日ということなので、通常は芝の状態があまり良くなく、勝ち時計は1分8秒台あたりの決着が標準ですが、今年はどうやら速い時計が出ており、傾向としては一昨年のような高速レースとなりそうな予感がします。
脚質と枠
セオリーとしては、外枠よりは内枠であり、差し優勢なイメージだが、一昨年のビッグアーサーとミッキーアイルで決まったレースから考えると、枠順こそ真ん中から内になるが、脚質的には先行集団が1、2着で決着しています。
また、データからは4角で6番手以内にいないと連対率は大きく下がることから、直線だけで勝負する追い込み馬には少々きついデータになります。
馬体重と年齢別
馬体重別では、480kgを境に明暗分かれます。
480kg未満では連対率もなく、480kg以上では好走例が多い。
年齢的には4歳、5歳の勝率が目立ちますが、6歳の連対率は結構高く、7歳から勝率がガクッと落ちます。レッドファルクスにしては辛いデータになります。
騎手成績と血統
毎回G1レースになると外国人騎手を注目してしまいますが、このレースに関しては、ベテラン若手、関西関東、どれも確固たるデータはありません。
血統的には、基本的に短距離実績のある種牡馬が概ね有利ですが、ディープインパクトやマイラーのダイワメジャーにもチャンスは十分にありそうです。
まとめ
- 上位4番人気までの馬の勝率が高い
- 上位人気馬を軸とし、中穴が狙い目
- 今年は高速馬場のようで時計は出ている
- 480kg以上の馬体重の好走例は多い
- 4角で先団にいないと連には絡めない
- 外枠よりは真ん中から内枠
- 7歳以上の馬齢はマイナス材料
- 騎手はベテラン若手問わない
- 実績では短距離経験豊富な馬が安定した成績
《結論》
◎ファインニードル
〇レッツゴードンキ
▲レッドファルクス
△セイウンコウセイ
△ブリザード
本命は、ファインニードル。
データ的には1番安定して連対しそうな馬です。
展開的にも良さそうですし、休み明け叩き2戦目で馬体も絞れ、状態良好で出走しそうです。
4角3番手~5番手くらいから直線馬場の真ん中あたりを抜けてきそうなイメージです。
まぁ、あえてマイナス材料を出すなら、左回りがどうなのかという点でしょう。
問題なさそうに思えますけどねw
対抗にはレッツゴードンキ。
昨年2着の馬です。
昨年のように後方からだと今回は厳しそうですね。まぁそこは岩田騎手がうまくやってくれるんじゃないかと思ってます。
前走ダートG1のフェブラリーSからのローテーションは、むしろプラスと考えており、よく言われる気分転換て感じに思えますw今回の高松宮記念が狙い目と思います。
またこのレース、岩田騎手が結構な好騎乗っぷり見せてるイメージがありますw
3番手評価にはレッドファルクス。
実績的には申し分ないのですが、そろそろ年齢的な部分が気にかかります。着差ないとはいえ、前走の阪急杯は少しモタモタしていたのが引っ掛かります。
ちなみに状態は良さそうですし、スプリンターズS(右回り)を2連覇してますが、この馬は本来、左回りの方が上手いようです。明け7歳にはなりましたが、まだ予想からは外せない一頭です。
4番手評価は、セイウンコウセイ。
腐っても、昨年のこのレースの勝ち馬です。昨年は高松宮記念以降、良いところが全くありませんでしたが、前走のシルクロードSでは、良い頃のセイウンコウセイが見れました。
最後は、ブリザード。
昨年のスプリンターズSでは、あわやと思わせる脚がありました。
ここでの前評判は悪くなく、2桁人気を予想していましたが、そこそこの人気になってますねw
まぁ問題は左回りがどう出るかですが、香港馬の短距離馬は決して軽視できないと思ってます。
今回は順当におさまるのではないかと予想してます。
一応一番怖そうな穴馬を挙げるなら、人気のない馬を持ってくるのが上手い和田騎手騎乗のレーヌミノルかなと思いつつも、自分の予想に自信を持たなければw