【すだぴんの勝ち馬予想】未来のダービー馬を探せ!来年の主役になるのはどの馬か!ホープフルステークス2017





【ホープフルステークスG1】

ホープフルSは大阪杯と同じく、今年からG1に昇格したレースです。
有馬記念の余韻が残る中、平日開催の中央競馬です(しかもG1)。あまり予想の時間がなく、全馬チェックできそうもない状況ですw

さて、有馬記念は見事に引退レースに華を添えたキタサンブラックでしたが、私はキタサンブラックからガチガチに流していながら、相手を予想できずに惨敗しました。

それにしても、これで今年の漢字一文字の『北』がしっくりきた気がします(笑)おかげでキタサンブラックは迷うことなく予想できました。

(まぁハズレはハズレです…)

先々週行われた朝日杯フューチュリティステークスは、圧巻のパフォーマンスを見せたダノンプレミアムでしたが、ホープフルステークスではどの馬が突き抜けるのか、あるいは横一線の勝負となるのか、非常に楽しみです。

※出典:©netkeiba.com

さて、27日1:00現在の人気を見てみると、1番人気は、ジャンダルム。2番人気がタイムフライヤー、3番人気はルーカス、4番人気がフラットレー、5番人気がサンリヴァルと、ここまでが一桁オッズです。
上位5頭のオッズにはほぼ差がなく、全体を見ると、上位と下位の人気差に相当開きがあります。

 過去の勝ち馬の人気は?

正直、初年度G1です。2012年まではラジオNIKKEI杯として阪神競馬場で行われていましたから、過去10年よりは、過去4年のデータで判断するしかありません。
(正確にはラジオNIKKEI杯は2013年まで行われており、ホープフルステークスが2013年から中山2000mでの開催になってます)
前走人気を見ると、2013年のエアアンセム(8番人気)を除けば、前走1番人気はこれまで連を外しておりません。前走1番人気だった馬は注目すべきでしょう。

 コース

中山コースは、内回りと外回りの2種類があります。中山芝2000m(Aコース使用)は内回りであり、小回りのイメージがあります。
また、内回り、外回りとも、コース全体の高低差が5.3mもある特徴のあるコースです。
高低差のある坂を、2度も駆け上がらなければならないため、パワーかつ小回りに対応できる器用さも必要になります。
内外の優劣があり、やはり内が有利、外が不利は否めないところです。

 脚質

中山コースは特に先行勢の成績が良く、逃げた馬も連対率は20%を超える結果が出ています。
コース全体として先行勢のほうが有利であるのは間違いありませんが、この時期になると、内馬場が痛み出しているため、外から伸びてくる馬も目立ちます。最速上がりの差し馬には注視しておいたほうが良さそうです。

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 前走成績とキャリア

中山2000mになってからの4年のデータを対象としていますが、その4年全て前走着順が、1着の馬が1着2着で決まっています。これを正とするならば、一気に6頭消えてしまいます(笑)
レースキャリアは、1、2戦のキャリアの馬が好成績を残しています。

 騎手成績と血統

4年分のデータ中、3回は外国人騎手のワンツーフィニッシュで決まっています。人気はどうあれ、やはり外国人騎手は何に乗らせても、怖い存在です。

血統的には、ディープインパクト産駒やシンボリクリスエス産駒、ステイゴールド、マツリダゴッホ、ブラックタイドなどヘイルトゥリーズン系が好成績のようです。
その他では、キングカメハメハと中長距離種牡馬が中心になりそうです。

 まとめ

  • 上位3番人気までの馬が連対している
  • 前走1番人気の馬は、過去4年連を外していない
  • パワーかつ器用さのある馬を狙う
  • 内馬場が荒れ始めているが、内枠有利は変わらない
  • 逃げ、先行型の馬が有利ではあるが、切れ味のある差し追い込み馬も侮れない
  • 前走着順が1着の馬が、1着2着で決まっている
  • キャリア1、2戦の素質馬は注意
  • 外国人騎手が断トツで成績優位
  • ヘイルトゥリーズン系の種牡馬が好調

有馬記念もそうでしたが、外国人騎手を軸に考えた方が良さそうな気さえしますね…。

《結論》

タイムフライヤー
ルーカス
フラットレー
トライン
ジュンヴァルロ

本命は、タイムフライヤー
キャリア5戦目になりますが、自在性のある馬で、どのポジションからでも競馬ができるところは強み。デビュー戦ではロックディスタウンに競り負けましたが、3戦目の萩ステークスでは2着に4馬身差をつけての勝利。不良に近い重馬場であのパフォーマンスができるのだから、中山の坂も止まることはないと予想します。

対抗にはルーカス
25日の追い切り中に放馬するアクシデントがありました。正直、出走に踏み切れたからとはいえ、不安は残るのですが、ワグネリアンに3馬身差つけられたとはいえ、3着のシャルルマーニュをきっちり差し切ってます。休み明けを考慮すれば、叩き2戦目のここは楽しみなレースになると思います。

3番手評価にはフラットレー
前走のアイビーSは、直線で前の馬と進路が被ってしまっため、力を出し切れていません。敗因もはっきりしているため、ここでは再度注目したいと思います。
藤沢厩舎+ルメールは、昨年のレイデオロと同じ状況ですし、期待せずにはいられません。

4番手評価は、トライン
キャリア1戦ですが、デビュー戦で3馬身差の危なげない走りを見せてました。前走1番人気で1着、ディープ産駒と好条件。外国人騎手が騎乗していれば本命にしたかも?!

最後は、ジュンヴァルロ
密かに期待している1頭です。逃げ一手で2戦2勝。おそらくはこの馬がペースを握りそうな気がします。ちょっと外枠になりましたが、スタートがいい馬なので、理想のポジションで競馬ができそうな気がします。
勝ってきた2戦とも2000mというところも高評価。

ちなみに1番人気のジャンダルムは切るかどうか悩みました。

最終的に切った理由ですが、ジャンダルムの母のビリーブは、スプリント戦を得意とした馬。兄弟のファリダット、フィドゥーシアもともにスプリント線を舞台にしていました。果たしてジャンダルムはどうなのかを考えたときに、どうしても距離の壁がありそうな気がしたからです。
(朝日杯FSのロックディスタウンのようになりそうと予想)

とりあえず外国人騎手3人は、押さえておくべきでしょうw