【すだぴんの勝ち馬予想】ヒモ荒れを見逃すな!令和最初のG1 NHKマイルC2019

【NHKマイルカップG1】

昨年のNHKマイルカップは、ケイアイノーテックの豪脚が炸裂。2番人気だったギベオンをクビ差捉えての勝利でした。

私の昨年の予想は、◎ギベオン(2番人気)、○ケイアイノーテック(6番人気)と勝ち馬こそ予想がハズレてしまいましたが、馬連3,140円はおいしかったですw

昨年のNHKマイルカップの予想はコチラ

NHKマイルカップは、東京コース芝1600m戦です。
基本的には、紛れが少なく、力のある馬が勝つコースです。

NHKマイルカップといえば、2桁人気の馬が絡み、高配当になるケースが多いと言えますが、人気上位の馬を軸に、ヒモ荒れが多いのであり、2桁人気のワンツーになるケースは、極めて少ないです。

とはいうものの、展開とちょっとした駆け引きで着順がガラリと変わるケースも珍しくないこのレース。
特に実力がありながら、近走凡走続きになっている馬が、東京コースで一変するなんてことも考えて予想しなければならないでしょう。

さて、令和元年最初のG1になりますが、4日1:00時点での人気を見てみると、1番人気は、グランアレグリア。2番人気がアドマイヤマーズ、3番人気はダノンチェイサーと、ここまでが一桁オッズとなっています。

フルゲートの18頭立て。今年の牝馬の参戦は、3頭となっています。

©netkeiba.com

先週の天皇賞・春を制した、絶好調男C.ルメールは、1番人気グランアレグリアに騎乗します。
対して、このところ名前が出てこないM.デムーロは、2番人気のアドマイヤマーズに騎乗します。

今回の予想にも相当影響してきそうな感じですが、果たして…!?

 1番人気グランアレグリアでいいのでは?

前走非常に強かった桜花賞馬グランアレグリア。
完璧なレース運びと力強い伸び脚は、この世代最強ではないかと思わせます。

初物づくしだった朝日杯FSでは、アドマイヤマーズとクリノガウディーに先着を許してしまいますが、明らかに今回はベストな条件ですし、朝日杯の斤量差1kgに対して、今回は2kgと正直、アクシデントがない限りは頭は固いと考えます。

 問題のヒモ探し

今回は、あっさり本命を決めてしまったところで、相手探しを考えてみようと思います。

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まずは、アドマイヤマーズの取捨ですが、馬の能力としては、皐月賞よりも今回の方が力を出せる状態であることは間違いないです。

ただし、鞍上のM.デムーロ騎手が、どうも調子が上がってないように感じます。
まぁ普通に乗ってくれればいいのですけれど、勝ちに拘ってしまって、連から外れては本末転倒です。
並んでからの勝負根性は目を見張るものがありますし、実力的には申し分ありませんが、スパッと切れる脚がないのは、展開次第では、ちょっと厳しい目で見なくてはならないのではないかと思っています。

とはいえ、アドマイヤマーズは、少なからず押さえておく必要はあるかと思います。

今回の伏兵候補としては、ケイデンスコールを挙げたいと思います。

ここがポイント

左回りならケイデンスコール
東京コースに変わるのは大きなプラス材料

デビュー戦が中京で2着、その後未勝利で1着、続く3戦目で新潟2歳S勝利と、デビューから3戦が左回り。
その後は、右回り2戦と力を発揮できずに敗れていますが、前走の毎日杯では、上がり3F最速できており、なかなか差しが決まりにくいNHKマイルカップですが、穴を開けてくれるのはこの馬ではないかと思っています。

 イチ推し推奨馬

《推奨馬》

グランアレグリア

ここは迷いなくこの馬。
普通に競馬すれば、まず負けることは考えにくいです。

メンバー見ても、対抗できるのはアドマイヤマーズ辺りかと思いますが、朝日杯とは違い、2馬身くらい離してゴール板を駆け抜ける気がします。

 抑えておきたいその他の馬

■ケイデンスコール
先ほど記載しましたが、広い東京コースに変わるのは、間違いなくプラスです。
左回りの実績もありますし、7番人気も侮れない一頭だと思います。

■アドマイヤマーズ
マイルはこの馬のbestな距離だと思います。
朝日杯と同様に、グランアレグリアを見ながらの競馬になると思います。
不振のM.デムーロ騎手に復活の兆しは訪れるのか!?

■イベリス
マイペースで運んだ前走のアーリントンカップを12番人気の低評価を覆す走りでした。
NHKマイルカップでもすんなりハナを切れれば面白いと思います。
3着くらいまでには粘れる可能性ありそうです。

■ダノンチェイサー
休み明けではあるものの、血統的に魅力を感じます。
東京1600m戦においては、ディープインパクト産駒の成績は優秀。押さえておくべきではありそうです。

■ヴァルディゼール
前走のアーリントンカップでは、休み明けで8着とはいえ、勝ち馬からはコンマ2秒差。
デビューからまだ3戦しかしていませんが、休み明け一叩きされて、確実に良化していると思います。
見限るのはまだ早いのではないでしょうか。

今回の出走メンバー18頭中、実に5頭がロードカナロア産駒。ディープインパクト産駒は2頭と、時代が変わってきたように思えます。
意外と差せそうで差せない東京芝1600mのコース。1頭強力な馬がいますが、2着以下は混戦になりそうな雰囲気です。