【ヴィクトリアマイルG1】
昨年のヴィクトリアマイルは、伏兵ジュールポレールが優勝しました。
2着には、後方から一気の脚を見せたリスグラシュー、3着には、これまた伏兵のレッドアヴァンセが入り、3連単は63,640円。
ヴィクトリアマイルにおいては、3連単のレースの平均配当は、2070万と超がつく高配当(荒れレース)です。
私の昨年の予想は、◎ミスパンテール(結果5着)、○アエロリット(結果4着)、▲リスグラシュー(結果2着)と全く良いところがありませんでした。
先週のNHKマイルカップに続き、今週も東京コース芝1600m戦です。
土曜日に行われた京王杯SCを見ても、馬場の状態は相当に良いようです。勝ったタワーオブロンドンの勝ち時計は、1分19秒4。
昨年のムーンクエイクが記録した1分19秒5を上回るレコードVとなりました。
このレースからも見てとれるように、ヴィクトリアマイルも早い時計が出そうです。
また、直線の外目は相当伸びてきそうな印象ですので、東京マイルとはいえ、後方から一気の追い上げを見せてくる馬は侮れないと思います。
それにしても、ダミアン・レーン騎手は凄いですw
さて、13日1:00時点での人気を見てみると、1番人気は、ラッキーライラック。2番人気がアエロリット、3番人気はプリモシーン、4番人気にレッドオルガ、5番人気ノームコアと、ここまでが一桁オッズとなっています。
オッズから見ても、混戦ムードになっています。
昨年の私の予想にもあるように、東京芝1600mは、ディープインパクト産駒が非常に好成績です。
例え人気がなくても、押さえておきたいところです。
やはり前走の阪神牝馬S組みは馬券対象
ここ近年の傾向としては、阪神牝馬S組が非常に好成績です。
理由としては、今まで阪神芝1400m戦(内回り)だったのが、2016年から阪神芝1600m(外回り)となったからでしょう。
そのため、ヴィクトリアマイルに直結するようになったと言えます。
さて今年の阪神牝馬Sは、スローな流れからの瞬発力勝負となったわけですが、東京コースに変わるとはいえ、どうしても逃げたい馬がいそうもないことから、直線勝負となって、結果先団にいた馬が絡むケースとなりそうな予感がします。
あまり人気になってはいませんが、阪神牝馬S勝ち馬のミッキーチャームと、2着だったアマルフィコースト、それに上がり最速だったサトノワルキューレは、結構面白いと思います。
血統論は外せない
東京芝1600mと言えば、ディープインパクト産駒が好成績です。
昨年の1着だったジュールポレールと、3着だったレッドアヴァンセは、ともにディープインパクト産駒です。
(昨年は怖い存在として挙げていたんですけどねw)
今回のメンバーでは、レッドオルガ、ミッキーチャーム、プリモシーン、ワントゥワン、カンタービレ、サウンドキアラが該当します。
また、2015年と2016年を制したストレイトガールを除けば、勝ち馬は4歳または5歳に限られます。
まとめ
1番人気のラッキーライラックは、前走勝ち馬からコンマ2秒差の8着。
今回巻き返しとなるか、取捨が難しいところです。
2番人気のアエロリットも、実績から言えば、この馬ではないかと思うものの、近走の成績に不安が残ります。
阪神牝馬S組みが馬券の中心
東京芝1600mはディープインパクト産駒が好成績
勝ち馬は4歳か5歳が中心
ということで、ポイントでも挙げたことを踏まえた結果…。
イチ推し推奨馬
《推奨馬》
ミッキーチャーム
前走は阪神競馬場で、輸送の心配はありませんでしたが、東京競馬場への輸送だけが気がかりです。
抑えておきたいその他の馬
■プリモシーン
昨年の桜花賞の予想から一貫して強くなることを公言してきましたが、今回は絶好のシチュエーションです。
関屋記念では、51kgの斤量に恵まれはしたものの、牡馬相手に堂々とした競馬を見せてくれました。前走の内容も良かったですし、ここは再度注目したいと思います。
■レッドオルガ
姉レッドアヴァンセは、昨年の3着馬。
姉よりも上位の着順を期待せずにはいられません。
得意の東京コースで一発があるのかも!?
■サトノワルキューレ
15番人気が信じられないですね。
今回最も期待している大穴候補です。東京コースに変わるのもプラスです。
■アマルフィコースト
展開向けば面白いと思います。
■その他ディープ産駒
一応全てヒモで押さえておきたいのが、ディープインパクト産駒。
何はともあれ、当日のミッキーチャームのパドックは注視したいと思います。